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ボクシング連盟会長だけ「革張りの椅子」。サラリーマンにも「椅子格差」問題

学び

 助成金の不正流用など告発が相次いでいる、国内のアマチュアボクシング競技を統括する日本ボクシング連盟。

 つい先日もインターハイの来賓席で、山根明会長一人だけ「革張りの椅子」が用意されていたことも話題になりました(椅子はその後、急遽交換)が、みなさんは毎日、自分が座っている「会社のイス」に満足していますか?

 コクヨ株式会社は、会社員および、会社の役員や経営者1200人を対象に、オフィスチェアーに関する調査を行いました。

会社員の9割がイスを選べない!

疲れたビジネスマン

※画像はイメージです(以下、同じ)

Q.会社で就業中に座るイスを自分で選ぶことができますか?

【会社員】
できる:14%
できない:86%

【経営者・役員】
できる:66%
できない:34%

 会社で就業中に座るイスを自分で選ぶことができるかのアンケートでは、会社員の9割近くが「出来ない」という結果でした。

 会社員は、会社から支給されたイスを使うしかなく、選ぶ権利はない人がほとんど。一方で、経営者・役員では「できる」が7割近くと、自由に選んでいる人の割合が会社員の約5倍でした。

毎日座っているイス、あなたに合っていますか?

Q.あなたが就業中に座っているイスは自分の働き方に合っていますか?

【会社員】
合っている:55%
合っていない:45%

【経営者・役員】
合っている:71%
合っていない:29%

 会社員では半数近くの人がイスが合っていないと感じているようです。一方、経営者・役員では「合っている」が71%という結果で、会社員と経営者・役員では正反対の回答となっています。

 毎日使用するイスが合っていないと感じつつ、選ぶ権利もないならば我慢するしかないのが会社員の現状のようです。

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