発達障害でも「食える人」に。人気ブロガーの壮絶すぎる仕事術
さらに、若いビジネスマンにおおいに役立つ知見に溢れているのが、「人間関係」編です。
・職場の飲み会では、「料理が来たら率先して取り分ける」「場の一番偉い人から可能な限り順番にお酌をしに行く」「喋るな、喋らせろ」を徹底。
・雑談は、同意をリピート。「いい天気ですね」と言われたら、「本当にいい天気ですね」と返すなど、相手の言葉尻を繰り返してしのぐ。
・ 「そうですねぇ」「確かに」「ああー。なるほど」といった相づちのテンプレートを用意し、相手の苦労や努力に理解を示し、共感を示す。
こうしたふるまいによって、「対人関係は驚くほどスマートに進む」と語ります。
職場の人間関係は「割り切ろう」
料理の取り分けやお酌は、飲み会の作法としてしばしば語られることですし、「同意」と「共感」はコミュニケーションスキルの王道です。
「そんなことはわかっている」という人もいるでしょうが、借金玉さんから学ぶべきは、職場の人間関係に対する「割り切り」です。
「職場というのは、言うなればひとつの部族」であり、「部族の掟に従わない者は仲間ではないという力が働く」と指摘。
「部族の祭礼」である職場の飲み会が楽しいわけはなく、業務遂行に直結しない雑談や挨拶や、メンツを立てる気づかいなどは、「やらなくて済めばそれに越したことはないくらいくだらないこと」。
「世界は茶番です。無意味でくだらないクソです。でも、勝ちたかったら全力をだすしかない」。逃げ出したほうがいい部族もあるけれど、受け入れるものは受け入れて、“とにかく”「やっていきましょう」と言うのです。