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芸歴2年目の“最注目”芸人が語る、飛躍の1年「乳首ネタは家族の後押し」

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本番のドタバタ感はわからなかった

高田ぽる子

――ところで、今回からリニューアルされたR-1グランプリでしたが、番組進行を巡って現場はかなり混乱していたそうですね。

ぽる子:「ドタバタしてるな」と困惑している人もいましたが、私の場合、大きなテレビ番組の出演経験がありませんし、R-1グランプリの決勝に進むのも初めてのことでしたから、段取りの良し悪しがよくわからないというか。

 出場中はそこまで慌しかった印象はあまりなかったですね。ただ、あらためて録画したものを観たときは「あら、ちょっと巻きが入っていたのかな」と少しだけ思いましたけど(笑)。

――テレビ局から仕事のオファーは増えましたか。

ぽる子:先日は『白黒アンジャッシュ』(千葉テレビ)の収録に呼んでいただけました。そのときは、ネタの他にトークもあったのですが、やっぱりトークは苦戦しました。私が話を振られて返すということに慣れてないのもそうですし、おもしろいリアクションをとるのも難しい。あと、収録中に発言するのがちょっと怖かったです。

 だけど、芸人としてトーク力を磨くためには、純粋にネタだけをやるお笑いライブの活動だけだとスキルを得られません。そういう意味で良い経験値を積ませてもらったと思っています。

→インタビュー後編<「メイド喫茶で人見知りを克服」芸歴2年のR-1芸人・高田ぽる子、デビュー秘録>に続く。

<取材・文/永田明輝 撮影/林紘輝>

【高田ぽる子】
マセキ芸能社所属のピン芸人。1999年、北海道生まれ。“芸歴2才のぶっとび少女”というキャッチコピーでR-1グランプリに出場、初出場にして4位に輝く。ライブ出演情報などは事務所HP、SNSをチェック
Twitter:@TKDporco

気候変動が進む地球の環境問題どうにかして。そんな雑食系ライター

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