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モテたいなら「話し上手」より「聴き上手」になるべき理由と、4つのコツ

暮らし

3. たまにはストレスを抱えてみる

合コン

 多くの人が「誰かに何かを教える」ということに喜びを感じます。また承認欲求の強い「認められたい」人は、自分の実績や自慢、経験談をついつい話したくなります。

 このこと自体は当たり前のことであり、誰しも多かれ少なかれ同じ欲求を持ちあわせています。ゆえに、他人の話を一生懸命聞こうと思いつつ、ついつい自分の話ばかりしてしまう人も多くいます

 そんな方におススメなのは、話し始める前に「ちょっとだけ私の話もしていいですか?」と前置きを入れて話し始めることです。

 これには2つの意味があり、1つは相手に合意を取ること、2つは自覚を持つことです。前置きを入れる癖をつけると、どれだけ自分が相手の話に割り込んでいるか、自分のほうに寄せているかに気づくことができます。気づけばこそ、抑制も働くのです。

 もしかしたら、慣れないうちはデートや合コンの後、「もっと自分の話をしたかった!!」とストレスを感じるかもしれません。でもそう感じるくらいでちょうど良いのです。多くの女性は、男性と一緒にいる時間にいつもそのような思いを抱いているかもしれません。

 さて、みなさんはちょっとのストレスを抱えつつモテる人生と、ストレスフリーでモテない人生、どちらを選びますか?

4.「受け入れる」と「受け止める」を使い分ける

 自分の話をしてしまう以外にも、人は誰しもついつい他人の話が聴けなくなってしまう場面があります。そのひとつが、何かの評価が入ってしまうときです。

 特に、優劣や正否、良否の評価が入ると、マウントを取ろうとしたり、卑屈になったり、拒絶をしてしまいます。すると、途端に目の前の相手の話を聴けなくなってしまうのです。

 こういった反応を避けるために、筆者は「受け入れる」と「受け止める」の使い分けをおススメしています。すべてを是として受け入れようとせず、一旦「そういう考え方もあるのだな」と受け止めるにとどめること。これを意識するだけで、例えば異なる信念・宗教観の方同士でも、会話が出来るようになります。

「この子の言っていること、ちょっと自分の考えと違うな」と思っても、評価を入れず、すべてを受け入れようとせず、「違いを楽しもう」という姿勢で、相手の話を受け止めてみましょう

 ご自身の心構えを変えるだけで、気楽にどんな話でも聴けるようになるはずです。その結果、相手の話を否定したり、遮ったりすることも減り、どんな話も聴いてくれるあなたは相手にとって「懐が深い人」という好印象を与えます。

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