株初心者でも大丈夫!「値上がり銘柄」3つの鉄板条件
その会社のことを友達に2分で紹介するつもりで書いてみるのがオススメ。いざ、書こうとすると分かったつもりで、分かってないことが分かります(ややこしい)。
紹介文を書けるところまで昇華できれば、その銘柄はあなたのものです。
株価が上がる3つの鉄板条件とは?
良さそうな銘柄を見つけたら、次は値上がりの可能性を検討しなくてはなりません。
株価が上がるかどうかは、買いたい人と売りたい人との需給バランスによって決まります。
買いたい人のほうが多ければ株価は上がっていきますし、売りたい人のほうが多ければ株価は下がります。
需給の良し悪しは相場の様子などに影響されますが、この3つが揃っていれば上がりやすいという鉄板条件があります。
1)業績が継続的に伸びている
業績は企業の成績表のようなもの。当然、成績が良いほうがいいのですが、毎年80点の優等生より70点、80点、90点と上がっていくほうが株価にインパクトを与えます。
業績の判断基準は売上&利益です。両方が継続的に伸びているのがベストですが、利益の伸び率が高いとポジティブな印象を与えます。
会社発表の通期予想と来期予想、そして四季報が出す予想値が伸びているかがポイントです。
2)株価が安い
株は安いときに買って、高くなったときに売らないと利益は得られません。
株価が100円でもこの会社にしては高いと思われれば下がりますし、5万円でも安いと思う人がたくさんいれば上がります。つまり、会社の価値に対して株価が高いかどうかを見極める必要があります。
そのヒントとなる指標が「PER(株価収益率)」です。計算方法は「PER(倍)=株価÷1株当たり純利益」。
(1株当たり純利益=当期純利益÷発行済み株式数)。PERが15倍以下だと割安と判断されます。ただし、全体的に株価が上昇基調のときは、15倍以下の銘柄が少なくなるので、基準を高くする必要も。
業種によっても平均PERが異なるので、下記図のようなサイトを参考に割安かどうかを判断します。
3)チャートが右肩上がり
業績が良くて割安な銘柄であっても、買うタイミングによっては損をすることも。そのタイミングはチャートの形で判断します。株価には、上がっているものはより上がりやすく、下がっているものはより下がりやすい特性があります。
つまり、トレンドに逆らわず上がっているものを選びましょう。
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<TEXT/藤川里絵>