非モテ男5人がマッチングアプリに挑戦。それぞれが直面する課題<連載>
タップル担当・中織:マッチ数は増えたが、多国籍な面々で…
◆ 中織ミチヲ(32歳)
さて、1日30分を目安にひたすら右スワイプしまくる、とお伝えしたかと思います。あとで知ったのですが「タップル」では、スワイプのたびにカードというもの消費します。
右(いいかも!)でも、左(イマイチ……)でも関係なく1スワイプのたび、1カード消費する仕様です。カードは日ごとに自動追加されるし、追加購入することもできますが、いずれにしてもスワイプしまくるのにも限度があるわけです。
そこで、私は「本日のレコメンド」を中心に攻めることにしました。これはカード消費なしでスワイプできる特別枠のようなもので、表示されるメンバーは定期的に更新されます。
日課として、こちらを中心に攻めてみたところ、ひと月で約84人とマッチングすることができました。これだけ集まれば、さぞかし選り好みできるだろうと思われそうですが、そんなこともありません。
如何にも怪しい人は切り捨てる
マッチングした相手の主な年齢層は30代前半から40代までで、やや年齢高めです。その点は特に気ならないのですが、なかには外国籍の方も多く、中国や台湾、シンガポール、ロシアの方もいました。外国籍のメンバーは妙に写真が綺麗すぎたり、日本語が怪しかったりします。
まあ、言葉の壁は仕方ないにしても、やりとりの最中に妙な勧誘をされることもあります。如何にも怪しい人は切り捨てることにしました。リスク回避です。
他にも体型の項目でぽっちゃりと登録しているけれど、写真を見た感じ明らかにデブだろうという人や、自己紹介文で精神疾患を公言している人、既婚者やバツイチ子持ちという人も割と多い印象です。
相手に対して、特にこれといった条件は求めていないつもりなのですが、あまりにも望みが薄そうな人は原則メッセ―ジを送らないようにしました。ごめんなさい。