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SNSから内定獲得「Twitter転職」やってわかった3つのポイント

暮らし

とある企業の専務にDMを送ってみたら

 私は情報収集のためにTwitterをはじめました。選考中の企業の社員や、興味があった人材業界の方をフォローしていると、たまたま就活生向けのYoutubeに出演していた、ある企業の専務と社長のアカウントを見つけました。

 内容にも共感したため、参考になりそうなツイートにいいねを押しました。同じ人材業界で最終面接を控えていた私は半ば下心で、専務に「いつもYouTubeとTwitter見てます! 現在人材業界への転職を目指しているのですごく勉強になっています!」と、DMを送りました。すると「うちも採用やっているのですが、よかったら受けてみませんか?」と返信が。

就職活動

佐藤さんが送ったTwitterのDM1通目(佐藤さん提供)

 突然、訪れた面接のチャンス。「すごく受けたいと思うのですが、実は最終面接まで進んでいる企業があって」と正直に伝えると、「じゃあ、もしよかったらその前に面接できますか?」と言われたのです。ビックリしましたが、1次面接くらいいいかと思い、受けてみることにしました

 DMを送った翌日に1次面接はあり、日中には通過の連絡。数日後にあった2次面接はその場で通過の返答。最終面接は、ほぼ形だけで、終わってすぐに内定の連絡をもらいました。初めてDMを送った日から内定の連絡が届くまで、わずか9日間の出来事でした

 最終選考を行っていたもののなかなか企業から連絡が来ず、エージェントを通して何度連絡していたのですが、数日考えた後、Twitter経由で繋がった会社の内定を承諾しました。最終選考中だった企業は結果が出る前にエージェントを通して辞退を申し出ました。1か月半ほど就職活動に臨んでいたため申し訳ない気持ちもありましたが、自分が共感できるマインドを持つ人たちと働いてみたいと強く思ったのです。

やってわかった「Twitter就活」の利点

就職活動

DMの2通目(佐藤さん提供)

 今回、転職エージェントとTwitter経由の転職活動を並行して進めたことで、私なりに「Twitter就活」について、メリット・デメリットを発見できました。

■1)HPには載っていない情報に触れる
 まずTwitter転職はベンチャー企業社長だけでなく、人事や広報、営業などの社員が仕事観やマインドを発信しているケースが多いです。マーケティングの一貫で利用している方も多いため、もちろん全てがわかるわけではありませんが、少なくとも私は企業の理念や仕事の価値観に強く共感したことが入社の決め手のひとつとなりました。

 入社後も社長や専務が発信していたマインドと認識がずれることはありませんし、良いコミュニケーションツールになっています。

 また、社員のフォロワー数が多いと、「この人は業界内で知名度があるんだな」「この会社はマーケティングが強いんだな」と読み取ることができますし、実際にリリースされた製品やサービス、メディアへの出演情報、採用情報などをTwitterにアップしている企業も多いです。

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