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コロナ禍のスポーツジム、自分でできる「感染予防策」

暮らし

 外出自粛、ソーシャルディスタンス、テレワーク……。この春から私たちの生活様式は新しい形への移行を余儀なくされました。フィットネス業界もその流れに大きな影響を受け、ほとんどの大手スポーツジムは長期休館を実施し、現在もなお感染拡大予防のために臨時措置をとっています。

スポーツジム

※イメージです(以下同じ)

「新しい生活様式」におけるジムの共通テーマは「滞在時間を最小限にする」です。感染リスク軽減のみならず限られて時間で運動効果を最大限まで高めることが求められます。今回はウィズコロナ時代に求められる「新しいジム生活様式」を提案してきます

パーソナルトレーニングに注目

 限られた時間で最大の効果を発揮させるために一番オススメがパーソナルトレーニングです。商品自体のメリットはマンツーマン指導で、個人の体力レベルなどから適切なトレーニングメニューを作成して実施してくれるところですが、実施時間があらかじめ決まっていることや対人数が限られるものメリットです。

 以前のイメージでは「月額◯十万円で値段が高い」という傾向がありましたが、最近では1回につき1万円程度でパーソナルトレーニングを受けられらるマイクロジムも増えています。

 今まで大手ジムに毎月1万円前後の月会費を払いながら週に1度ぐらいしかジムに来館せず、しかも、1度の中でトレーニング効果を出し切れていないのならば、これからはパーソナルトレーニングのみで都度利用した方がよっぽど効果を得られるでしょう。

 この際に時間を限定させて集中できるパーソナルトレーニングに切り替えるのはいかがでしょうか。

ランニングはジムの外で

ランニング

 スポーツジムの代表的マシンといえば「トレッドミル/ランジングマシン」。ジムの窓際にずらっと並んでいて、外から見ても「あそこはスポーツジムだな」とわかります。しかし、これからの時代は感染リスク軽減のためランニングマシンに頼らないのもひとつのアイディアです。

 スポーツジムで最も時間を拘束されてしまうのが有酸素運動。しかもランニングマシンでは屋外で走るのと変わらない運動ですから「あえてジムでする必要」はあまりありません。特に強度が上がると呼吸が荒くなって唾液などの体液も飛び散るため、“うつす・うつされる”可能性も高くなります。

 ジムの滞在時間を抑えるためには有酸素運動はぜひ自主トレ分野として屋外に切り替えましょう。いまだ収束が見えず、新型ウイルスとの“共存”が必要とさせる時代。スポーツジムとの向き合い方を変えながらも日頃の運動不足をしっかり解消していきましょう。

<TEXT/柔道整復師・パーソナルトレーナー ヒラガコージ>

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

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