「お~い、お茶」は別の商品名だった?売上急増させるネーミングの法則
共感されるネーミングをつくるコツ
7つのチェックポイントをお伝えしましたが、これらのチェックポイントから考えはじめないでください。
1. まず、ネーミングを考えてみる(直感)
2. その後で、浮かんだネーミングをチェックするために、7つのチェックポイントを使う(論理)
という順番がネーミングをつくるプロセスとしておすすめです。
なぜなら、私は、論理の積み上げから、共感は生まれにくいと思っているからです。直感や感性から生まれたネーミング(原石)を、論理に当てはめたり、説明しようとする過程で、原石は磨かれながら、ダイヤモンドの輝きをもつようになります。
また、ネーミングがしっくりくるまでには、時間がかかることがあります。時間とともに、だんだんと体に馴染んで、浸透していくネーミングもあります。すぐにネーミングを決めようと焦らず、気持ちを落ち着かせる時間も大切にしながら、7つのチェックポイントをぜひ活用してみてください。
<TEXT/中野巧>