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副業の会社に「役員として誘われた」北大院卒29歳がIT企業役員になるまで

学び

パラレルワークが僕には合っていた

――本業で編集長を勤めながら副業もするというのはかなり忙しかったのではないでしょうか。

角田:複数の仕事が同時進行で進んでいくので考えることが多く、しんどい時期はありましたね。

 ただ、やはりパラレルワークが僕には合っていたため、副業をやめることは考えませんでした。その結果、FromToに役員として誘われて入社することができましたし、自分自身の副業の幅も広がり、月10万〜20万円ほど副収入を得られるようになりました。

――採用支援やライティング講師など、幅広い領域で副業をされているそうですが、どのようにタスク管理をしているのでしょうか?

角田:いろいろな管理方法を検討した結果、僕はマインドマップを作成することにしました。「miro」というアプリを使い、今進めている業務が何か、それに紐づく作業は何かを一覧できるようにしています。カラーは取引先ごとに分けています。

一緒に働くと入社がスムーズに

――これなら頭の中の整理ができて優先順位も見えてきますね。

角田:仕事が増えていっても、マインドマップの枝分かれで理解できるので、「どの仕事がどこに紐づいているのか?」が視覚的にわかるようになります。

角田尭史

角田さんがタスク管理に使うアプリ「miro」の画面

――ボランティア、副業を経て入社というのは珍しい転職ですよね。ふつうの転職活動に比べて良かった点はありますか?

角田:FromToの代表である宮城は、最初に会ったときから目指す世界観が似ているなと思っていて。ボランティアや副業として一緒に働く中で、それは確信に変わりました。だから、転職の話をされたときもすんなり受け入れられたのだと思います。

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