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郊外からの電車通勤者の悩み。乗り換え40分待ち、苦手な先輩と鉢合わせ…

学び

 通勤ラッシュの時間帯に電車通勤していると、空いている時間帯に座って通勤できる人が羨ましいと思うことはありませんか? ところが、あまりにも朝早い時間だと良いことばかりでもないようです。

電車を待つ女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 原田由紀子さん(仮名・35歳)は、短大卒業後、接客の仕事に従事。シフト制のため、朝早い時間に出勤することもあったそうで、当時の辛い経験を語ってくれました。

早朝から40分の乗り換え待ち地獄

 原田さんが働いていた職場は、繁忙期になると朝6時半出勤のときもあったそうです。自宅から職場まで電車で30分ほどでしたが、朝5時前の電車に乗って通勤していました。なぜなら乗換駅に着いてから、次に乗る電車が来るまでかなりの長時間待つ必要があったのです。

「東京郊外の駅ですが、あまりにも早朝のため、乗り換える電車との接続がうまくいかなくて40分以上待たされていました。そこから電車に乗り、職場について制服に着替えると、6時半の勤務開始にギリギリ間に合うくらいでした」

 まれに7時台、8時台の出勤のときもあり、その時間帯なら通勤ラッシュで本数も増えるので、乗り換えは5~10分で済んでいたそう。ただ、6時半出勤のときだけはどうしても接続がうまくいかず、「待ち時間が地獄のように長引いた」と語ります。

「当時はスマホもない時代。駅前のコンビニすら開いていないので立ち読みで時間を潰すこともできません。時間を持て余し、ただただ電車が来るのを待っていました。特に冬はホームも駅構内も寒くて、ある意味仕事しているときより辛かったです。毎日ではないものの、本当に苦痛の一言でした」

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