HearとListenはどう違うのか?英会話の基礎ルール
ヒアリング、という言葉は結構馴染みがあるのではないでしょうか?
ビジネスの場でも、例えば顧客の意見を聞いてみる、という時などに「ヒアリングを行う」と言ったりしますね。アンケートのことを指すことも多いです。
ですが、「ヒアリング」は和製英語で、海外では使いません。アンケートもフランス語の単語ですから、英語で口にしてもなかなか理解してもらえません。
【第59回】Hearの持つ色々な意味
英語では違った表現をします。口頭で行うものであればinterviewというのが一般的。紙やオンラインで行うのはsurveyですね。日本語で「サーべー」と言われることも増えているようです。また、questionnaireも良く使われます。
もっと学術的に行うものはstudyともいわれます。We should conduct a study on ….と言えば、統計学などを用いてきちんと調べる響きがあります。Surveyにも似た響きがあります。しかしquestionnaireはそこまで学術的な印象は受けません。
また、学生時代に「ヒアリングテスト」を行った人も多いはず。これは日本語にすれば聴覚テストですね。
ヘッドフォンをして、「音が聞こえてきたらボタンを押してください」というのがヒアリングテスト。英語を聞いて理解する力を判断するものではありません。英語の授業で行われるのはlistening testですね。
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