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就活生が内定式で知っておくべき注意点。内定辞退はまだ間に合う?

学び

 空前の売り手市場だった2020年卒の就職活動。10月1日に行われる内定式で、就活生も、企業も“一区切り”となる。

内定 就活生

※画像はイメージです(以下同じ)

 内定式では、来年4月の入社日までのスケジュールを確認したり、就職先の先輩・上司たちとの親睦、社長・役員への挨拶などが行われる予定だ。いわば、大学生が社会人としての第一歩を踏み出すこととなる。

 しかし一方、準備不足で思わぬ恥をかいたり、まだ本当に入社するかどうか悩んだりしている人も少なくない。そこで、20代を中心に1200人以上の就職・転職をサポートしてきた、人材ベンチャー企業UZUZ専務取締役、川畑翔太郎氏に内定式の素朴な疑問をぶつけてみた。

なぜ10月1日に行われるのか?

 まずは、そもそもなぜ内定式はどこも10月1日に行われるのだろうか?

「日本経済団体連合会による『大学卒業予定者・大学 院修了予定者等の採用選考に関する企業の倫理憲章』 で、『正式な内定日は10月1日とする』という取り決めがあり、それが慣例的に残っているからです。

 昭和初期から中期までは10月に採用活動が開始されていましたが、採用活動の早期化が進み、応募受付は3月解禁、面接開始は6月となっているのです。結論としては、内定式は昭和期のなごりとして、いまだに10月1日に行われているということですね」(以下、川畑氏)

リクルートスーツを着るべき?

 次に気になるのが、当日の装いだ。基本は黒い無地のスーツが理想だが、それ以外でも大丈夫か?

「基本的にはリクルートスーツで参加したほうが無難です。どうしても、スーツ以外で参加したい場合は、事前に人事に確認したほうが良いですね。もし事前に企業側から『スーツ以外“でも”可』とアナウンスされていた場合は、あまり派手すぎない服装で参加しましょう。『スーツ以外“での”参加』という場合は、派手な服装でも、自分が好きなもので大丈夫です」

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