なんと二日酔いで面接に行った結果は? 酒で失敗した就活エピソード
2020年卒の就職活動が正式に解禁になり、インターンや説明会に積極的に参加しているスーツ姿の就活生をちらほら見かけた方も多いのでは?
リクルートワークス研究所の調査によると、2019年卒の求人倍率は一般的に売り手市場と言われる「1.88倍」。しかし、業界別に見ると人気業界の「金融」は0.2倍、「サービス・情報」は0.5倍と、依然として狭き門です。
就職活動は緊張の連続で、ストレスが溜まりますよね。そんな就活生の強い味方は「やっぱりお酒!」。とはいっても、酒は三献に限るとはよくいったもので、面接ラッシュ時のお酒の飲みすぎには要注意です。
「深酒で面接に臨んで死ぬほど後悔した……」
そう語るのは、名門私立大学4年の松田雄太さん(22歳・仮名)。大学3年の冬ごろから就職活動をはじめ、某有名メーカーの内定を早々と獲得することができたそうです。しかし、その就職活動は「お酒」に苦しめられるものでした。
もともと飲み会の多いサークルで幹部を担っていたこともあり、「就職活動をする以前から後輩や同期、社会人のOBとの飲み会を恒常的に開いていた」と言う、松田さん。
就職活動が始まってからも、その習慣は変わらず、面接が佳境に入ってからはむしろストレスからか、飲み会の量は増えていったそうです。
「後輩との飲み会には参加必須のものも多く、就活で知り合った就活友達と情報交換で飲むこともあって、何なら就職が決まった現在よりも当時のほうが飲み会が多かったくらいです。1週間毎日飲むこともありました」
サークルの飲み会で翌日の会食を忘れそうに…
松田さんはそもそもお酒にそれほど強いほうではなく、就活時にはある程度セーブして飲んでいたそう。しかし、そんな松田さんに悲劇が襲い掛かります。
就活を初めて2か月ほどで“初の内定”を獲得した松田さんは、その晩、サークルの飲み会で安堵と嬉しさのあまり深酒をしてしまいます。それまでセーブしていた分を取り戻すかのようにどんちゃん騒ぎで気がついたら……。
「今でもその時の衝撃をよく覚えているんですけど、気づいたら次の日の午後3時でした」
実はその日、内定をもらった企業主催のご飯会の日。内定を出した学生に対して、疑問を解消し社員と触れ合う機会としてランチやディナーを企業が開催することはよくあることですが、まさにその日だったのです。