一人暮らし6畳ワンルームの「最低レイアウト」を、より広く変えるコツ
一人暮らしのインテリア、こだわっていますか? 部屋は、ただ眠るだけ、食べるだけの場所と侮ることなかれ。毎日過ごす空間だからこそ、自分の暮らしや趣味に合ったこだわりのレイアウトにすることで、最高の毎日を送ることができます。
今回は、6畳のワンルームで暮らす独身男性の一人暮らしを例に、悪いレイアウトと、良いレイアウト、そして忙しい人もすぐに実践できる模様替えのコツを、インテリアの企業に勤め、建築も学んだ筆者が解説します。
6畳ワンルーム「悪いレイアウト」の共通点
家賃の安さや、駅チカの条件で選んだ6畳ワンルームの部屋。なんだか過ごしにくいな、ちょっと狭いかもと感じている人は、まず自分の部屋がこれから紹介するパターンに当てはまっていないかチェックしてみましょう。
1. 大きな家具が空間の真ん中にある
スペースが限られているワンルームの部屋では、ベッドやソファなどの大きな家具は部屋の端に寄せてレイアウトするのが基本。部屋の真ん中に大きな家具があると、まとまったスペースがなくなることで部屋がより狭く感じられます。
2. ドアから部屋の奥まで動線が一直線に取れない
部屋の入り口から奥の窓に向かって大きく動線を確保すると、動きやすく見た目にも開放感がありますが、その直線上にベッドなどの家具があると、視線が奥まで行かずに圧迫感のあるレイアウトになってしまいます。
3. 生活の流れに沿ったレイアウトになっていない
「キッチンで作った料理を食べる場所がない」など、日常生活に沿ったレイアウトになっていないと何かと不便です。窓際のテレビボードをデスクにしても、キッチンから料理を持って運ぶのは大変なので、自炊が億劫になるかもしれません。
観葉植物は床に置かない
4. 縦のスペースを活用できていない
6畳という限られたスペースでは、どうしても床の面積に限りがあります。そこで有効活用したいのが、縦のスペース。観葉植物を飾りたいときは、床に置くタイプではなくエアープランツなど、吊るすタイプを選びましょう。
5. 部屋のサイズに合った家具を選べていない
ワンルームの部屋では、そもそもの家具選びも大切です。より暮らしやすくするために家具を買ったはずなのに、その家具で場所がなくなって窮屈な思いをしては本末転倒。店舗で見たときよりも部屋に入れると家具は大きく感じるので、面倒でもメジャーでしっかり計測して購入しましょう。