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台湾で日本の焼酎「キンミヤ」取扱店が1.5倍に。人気のわけを現地で聞いた

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 こんにちは、今野亜美です。意外と知られていない三重県の名産品。それが宮崎本店の販売する亀甲宮焼酎、通称「キンミヤ」です。

キンミヤ

今野亜美です

 レトロな水色のラベルに「宮」と書かれた金のロゴの「キンミヤ焼酎」。三重の会社なのに出荷の約80%が関東方面だそうで、特に下町の飲食店においてカリスマ的人気を誇る甲類焼酎です

 なんとこのキンミヤ焼酎が「台湾ですごいことになっているらしい」との噂。いてもたってもいられず……実際、台湾へ訪れてみました!

台湾におけるキンミヤ焼酎の人気

 全2回にわたってお届けする今回の記事は真面目に「台湾におけるキンミヤ焼酎の実情」についてご紹介します(詳しいお店の紹介は次回)。台湾の台北と高雄でたっぷりはしご酒を堪能しつつ、その実情を調査して来ました。始まりの場所は台北にある飲み屋街「林森北路」。

キンミヤ

日本人の経営するお店が多いことでも知られる歓楽街。お店がひしめいている…!

 最初のお店に訪れてみて、ええーっ、びっくり! 目の当たりにしたのは台湾の街にナチュラルに馴染んでいるキンミヤ焼酎の存在でした。

キンミヤ

ズラッと並んだボトル。レイアウトにもこだわりを感じる

 ピュアでスッキリとした味わいは、日本を離れても変わらず。台湾でも酎ハイなどの「割材」として使われていて、ブレンドされる素材の魅力をグッと引き立てる名脇役でした。

 ここから飲み始めて、このあと数軒はしごしたのですが、どこのお店もお料理やお酒が美味しく、個性的なところばかりでした。そして、初めての旅先で、見慣れたあのロゴを見かけると、なんだかホッとしてしまいます(笑)。

キンミヤ

このグラスで飲んでいると台湾にいることを忘れそう

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