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AirPodsだけじゃない!初心者が買うべき「ワイヤレスイヤホン」5選+1

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 音楽や動画、ラジオなど、スマホのさまざまなコンテンツをワイヤレスで楽しめるBluetooth対応ワイヤレスイヤホンがいま人気だ

 とりわけ日々の仕事に追われがちな若手サラリーマンなら、通勤時間の間を使って、ラジオ、Podcastsで話題のネタを抑えておくのは必須だろう。

イヤホン

※画像はイメージです

 2016年に登場したiPhone7がイヤホンジャックを廃止したことからニーズが高まり、以降その製品数を急速に増やしている。

 ここでは音質と使いやすさが両立したワイヤレスイヤホンのおすすめモデルを「左右一体型」と「左右独立型」の2タイプに分けて紹介したい。

コスパ抜群の左右一体型!JBL「T110BT」

 現在ワイヤレスイヤホンの主流になっているのは、左右のイヤホンがケーブルでつながれた「左右一体型」と呼ばれるこちらのタイプ。ケーブルを首の後ろにかけて装着するスタイルはどのメーカーも同じで、装着感や使用感は従来のワイヤード(有線)イヤホンとほとんど変わらない。

 製品数が多く、価格レンジも2000円台から3万円台まで幅広いこのジャンルにあって、きわめてコストパフォーマンスに優れた品としてまず挙げたいのが、JBLの「T110BT」だ。

JBL T110BT

「JBL T110BT」(価格3380円) カラーバリエーションは全6色。ケーブルにバッテリーパックが付属しており、最大6時間のワイヤレス再生が可能なエントリーモデル

 JBLといえば70年以上の歴史を誇るスピーカーブランドの老舗中の老舗だが、ここ数年はカジュアルゾーンのヘッドホンやイヤホン、Bluetoothスピーカーの展開に力を入れている。

 このT110BTは3000円ちょっとという価格のエントリーモデルながら、ヴォーカルなどの中音域を実在感たっぷりに聴かせてくれる。低音ドカドカ&高音シャリシャリのいわゆる「ドンシャリ」とは異なる音づくりなので、パッと聴くと地味に感じる人もいるだろう。

 しかし長く聴いていて飽きのこないこのサウンドは、幅広い音楽ファンにおすすめできるものだ。また、左右イヤホンにマグネットが内蔵されているので、耳から外して首からぶら下げた状態の時には左右イヤホンがくっつき、ネックレスのような状態になるので収まりもいい。

左右一体で首まわりにフィット「WI-1000X」

 左右一体型タイプのバリエーションのひとつとして「ネックバンド型」というタイプもある。こちらは首まわりへのフィット感を高めたタイプで、大半はワークアウトなどの使用に特化したものだが、いっぽうでソニー「WI-1000X」のようなクォリティ志向の製品も少なくない。

ソニー WI-1000X

「ソニー WI-1000X」(価格3万4880円) カラーバリエーションはブラックとシャンパンゴールドの2色。ノイズキャンセリングをONにした状態でも最大10時間のワイヤレス再生が可能

 このモデルの特徴は、ハイレゾ相当の高音質をワイヤレス伝送できることと、ノイズキャンセリング機能を持つこと。Bluetoothのコーデック(圧縮方式)では一般的にSBCという方式が基本となっているが、ソニーではSBCに加えてLDACという方式を採用。SBCの最大約3倍の情報を伝送できるので、スマホにダウンロードしたハイレゾファイルもわずかなロスで再生可能だという。

 これにノイズキャンセリング機能をかけ合わせることで、電車の中でも室内と変わりないほど快適なリスニングが楽しめるわけだ。直販価格が3万4880円と値段はなかなかだが、ジャケットやスーツの上からのフィット感も良好で、通勤にもうってつけのモデルと言える。

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