元乃木坂46・中田花奈、麻雀カフェ経営者としての顔。“大物女優”が突然来店も
多店舗展開はあまり考えてない
――カフェだけを利用される方も結構いるのでしょうか?
中田:むしろ、カフェ利用のほうが多いです。アイドルでよかったなと思う瞬間のひとつなんですけど、メニューについても、美味しいか美味しくないかというより、“私の”作るメニューを食べに来てくれる方も結構いてくださる。今まで人に振る舞うことなんてなかったので、自分の作ったものを「美味しいよ」って言ってもらえると、嬉しくて、楽しくやれていますね。
――2店舗目、3店舗目の構想は?
中田:もともとの夢は「雀荘のママ」。お店に立ちたいということが発端で、稼ぎたいという欲でお店を作ってないんですよね。なので、多店舗展開はあまり考えてないんです。
ファンの方からはよく「大阪に作って」「名古屋に作って」って言われるんですけど、そうすると私がなかなか行けなくなっちゃう。まだ東京のどこかにつくるとかだったら、可能性はなくないですけど……いや、ほぼないかな。
タレント業がお店のためににもなる
――アイドル時代には、芸能界引退も考えていたとのこと。今は考えませんか?
中田:今はタレント業をすることがお店のためにもなる。芸能活動を続ける理由ができた気がしています。
ただしお店は、どうしても経営が難しくなったらとか、心がぐちゃぐちゃになっちゃうようなことがあったりとかしたら、無理に続ける必要はないと思ってもいます。予期しないことは、いっぱい起こる前提。いつ終わりになるかわからない、という可能性も見据えてはいます。
自分の性格上、ここしかないと思っちゃうと思いつめてしまうので、それぐらいのスタンスのほうが、自分に合ってるのかなと。常に“逃げ道”があるようにはしていたいと思っています。