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「5W1H」では足りない。成果を出す人が意識する「目標細分化」のコツ

学び

誰が見ても分かる状態になるまで細分化

会社員

 そこで、誰がみても同じレベルで理解できるように、

・誰が?→社員Aさんと社員Bさん
・誰に対して→リピーターのお客様85名に対して
・何を?→サービスに対する感想をヒアリングする
・どうやって?→1週間後までに

 という具合に細分化していくのです。ここまで具体化すれば、人による解釈の違いはなくなってきますよね。

具体化するための便利な基軸「7H2W1G」

 計画を具体化していくために便利な基軸を1つ紹介しましょう。一般的に「5W1H」という基軸をよく耳にしますが、PLANを細分化していくには、あと4つ(whom、which、how much(many)、goal)プラスした「7W2H1G」が便利です

 この基軸のすべての項目を埋めなければいけないと考えるのではなく、この基軸をもとに考えが漏れている視点がないかを見直してみましょう。ちなみに、この基軸は何かの企画を立てるときや提案するとき、上司に報告するときなどいろんなシーンで活用できるとても便利なものですよ。

 では、この基軸を実際に使ってもう1つ例を挙げてみましょう。例えば、PLANのひとつに「新規顧客へのアプローチ」というアクションを掲げたとします。これだけでは具体性に欠けるので、「7W2H1G」の視点を使い、細分化していきます(すべて使う必要はありません)。

・なぜ、何のために?→月間契約目標をクリアするため
・どの状態へ?→100件アプローチし、うち3件の面談意向獲得
・誰が?→私とCさん
・誰に対して?→(制約率が高い)飲食業の新規リストに対して
・いつまでに?→明後日までに
・何を?→面談の依頼
・どうやって?→メールにて

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