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バンカーショットの極意、“砂の取り方”にこだわろう!/三觜喜一

暮らし

カット軌道のスイングは要らない

誰も知らなかったゴルフの真実

 ②を使うイメージだと、フェースを開いてオープンに立ちたくなりますが、特に高い球が必要でなければフェースの向き、スタンスラインともスクエアでOKです。

 つまり、昔から言われている「オープンに立ってカットに振る」というバンカーでの打ち方は不要。カットに振るとヘッドが鋭角的に入り、砂が深く取れてボールが飛ばないうえ、フェースの下部分や上部分に当たるなど、打点も安定しません。

 ヘッドの入射角を緩やかにするには、フックを打つイメージでヘッドを真っすぐ、もしくはインサイドから入れます。ボールの下に敷いた1万円札を破ることなくサクッと拾うイメージでスイング。要は普通のアプローチと同じ感覚でいいんです。出すだけなら上から打ち込んだほうが簡単ですが、ボールをコントロールするには“砂の取り方”にこだわるべきなんです。

【Lesson60 結論】
アプローチと同様に、フックを打つイメージで、砂をサクッと取る

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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