失敗しないメガネの選び方とは?顔の輪郭をもとに似合うタイプを聞いた
濃い色のフレームは、顔の引き締め効果も
次に、メガネの色を選ぶ際のポイントについて聞いた。メガネもパーソナルカラーを参考に色を選ぶことが重要だという。
「肌・髪色・眼の色素からパーソナルカラーを診断して、その結果をもとに似合うメガネの色を選んでいます。全体的に髪色が明るく、肌の色が黄色みがかったイエローベース(イエベ)の方は、 明るいピンクゴールドやライトブラウンのフレームがオススメです」
「髪色が暗く、肌の色が青みをおびたブルーベース(ブルベ)の方は、涼しげで柔らかいパープルや明るめなブルーのフレームが似合います。ちなみにパーソナルカラーに関係なく、フレームの色が濃くて暗いと、顔が引き締まったようなくっきりしたイメージを与えます。逆に茶色系の色は肌になじみが良くナチュラルさが出ます」
派手なデザインに挑戦する人も多い
なんとコロナ禍に入って、派手めな色やデザインを選ぶ人も増えているそうで、リモートワークの影響によりメガネの売れ筋や傾向にも若干の変化が見られるという。
「(コロナ禍で)マスクで顔が隠れているからこそ、いつもかけない派手なデザインにチャレンジする方は多いです。オンライン会議などの画面越しでは、落ち着いたものより色がはっきりしていたほうが明るく、相手に印象を残すことができます。サイドのフレームだけ、デザインが目立つ仕様にカスタマイズする方もいます」
ビジョンメガネでは3500円の追加で、レンズをブルーライトカット仕様にも。今後もテレワークや在宅時間の増加が続くことを見越せば、なにかと便利なシーンも多い。
雰囲気に合致したメガネと、あえて“ギャップ”を意識したものを両方購入するなど、何本か持ち合わせてシチュエーションで使い分ければ、気分転換にもなる。メガネの色や形状、フレームの厚さや縦幅によって醸し出される印象を頭に入れつつ、メガネを探しも楽しくなるはずだ。
<取材・文・撮影/佐藤隼秀>