顔出しナシの“紹介型マッチングアプリ”を1か月やってみた。結局“顔面勝負”になる気も
設定が面倒過ぎてキレたくなった
knewにはプロフィール文がないため、登録完了後も記入事項が多く、「相手の仕事への姿勢は?」「あなたの経験を教えてください」といった具体的な質問にも答えなければいけない。
また、今風の男性のイラスト、港区男子みたいなイラストなど、自身の雰囲気に近いかどうかも入力する必要がある。
他にも、自分の趣味嗜好をアピールする“自分タグ”を選択しなければいけない。これもいちいち選ぶのが面倒くさいが、自分タグは紹介相手が見られる自身の数少ない情報のため、とにかく設定しなければいけない。正直、設定が面倒過ぎてキレたくなった。
機械的にオンラインデート日が決まる
なんとか全ての記入を終えたものの、その後はうんともすんとも言わない。とりあえず大人しく待つことにした。翌日になっても紹介はなく、「ひょっとして登録者が少ないのか?」「運営が機能していないのか?」と疑念を抱いた矢先、「ご紹介相手」が見つかった。
1人のご紹介相手が見つかり、承諾するかどうかを選択する。せっかくなので承諾した後、オンラインデートの日取りを選択させられ、あれよあれよとオンラインデート日が決まった。
承諾後はチャット画面でやり取りするが、一切文字を打つことなく、表示された項目をただただ機械的に入力するのみ。思考停止してもオンラインデート日が決まるのは革新的だ。