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三菱UFJ銀行を辞めたYouTuberが教える、資産形成のコツ。NISA、iDeCoの違いとは

コラム

メリット大でも投資は不安という人へ

――メリットについてはわかったものの、NISAやiDeCoも元本が保証されない投資のひとつなので、「はじめるのが怖い」と思っている人も多いと思います。また、「つみたてNISA」は月々1000円など少額からはじめられると聞きますが、金融機関によって異なっていてわかりにくいです。何か違いがあるのでしょうか?

小林:つみたてNISAの最低投資額は、大手銀行だと月1000円ぐらいからですが、ネットの「楽天証券」や「SBI証券」だと月100円からはじめられますし、つみたてNISAの商品ラインナップも豊富に揃えられています。

 大手銀行だと、つみたてNISAで選べる商品が数種類など少ないため、厳選されているなかでもちょっと手数料が高い投資信託を買ってしまうこともあります。なので、僕のおすすめは、「最低購入額の低さ」と「選べる商品の豊富さ」からネット証券です。

――月100円ぐらいなら、怖がらずにはじめられそうです。それに、多くの種類から商品が選べるのも嬉しいですね。

小林:ネット証券のなかでもとくにおすすめなのは楽天証券で、楽天カードクレジット決済を使えば、積立額の1%が楽天ポイントで還元されます。資産運用の延長で自然とポイントを貯めていけるのが、とてもありがたいですね。

購入商品が暴落!売りどきの見極め方

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――つみたてNISAなどをはじめたとして、購入した商品が暴落した場合の売り時はいつですか?

小林:つみたてNISAの場合は基本的に、毎月定額で購入していくため、暴落が起きたときには安い価格で買うことができると思えば、精神的にも余裕を持ちやすいでしょう。

 またつみたてNISAは最長20年と長い非課税期間を活かしての長期運用が前提となるので、短期間の相場の動きに一喜一憂することなく、長い目で見て今より上がっていればいいという心構えが大事だと思います。

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