マッチングアプリに「ほとんど依存症」だった28歳男性の末路
退会のタイミングを逃していると
「さすがに罪悪感があり、退会しようと思うこともあったのですが、そんな時に限ってすごくタイプの女性とマッチングしてしまって……。浮気するつもりは本当になかったのですが、やり取りが楽しくて退会のタイミングを逃してしまいました」
彼女との付き合いに加え、マッチングアプリの使用も並行する日々。毎日があっという間に過ぎるほど充実していたそうですが、ふとした瞬間に終わりが来たそうです。
「ある日、彼女からLINEで『たっけってなに?』て送られてきたんです。一瞬で青ざめました。『たっけ』というのは僕が継続していたアプリで使用していたニックネームのこと。なんと他のアプリを使い続けていたことに気づいてしまったようで……」
マッチングアプリはすべて退会…
「デート中に僕がスマホをいじる場面が多く、浮気を疑っていたようです。そんなところに友人から、僕が満面の笑みでピースしているプロフ画面のスクショが送られてきたようで……。当然、激怒されたうえ、あえなくフラれてしまいました」
自己紹介文には、「彼女募集中」という表記もそのままだったとか。まさに因果応報、自業自得の結果と言えましょう……。
「自分勝手なのは承知ですが、彼女のことは本当にタイプで好きだったのでかなり落ち込みました。ショックのあまり、マッチングアプリはすべて退会して、今はまた時間を持て余しています」
「恋人を見つける」という本来の目的からブレてしまったゆえ、退屈な日々に逆戻りしてしまった竹田さん。マッチングアプリによって魅力的な異性との出会いは増えるかもしれませんが、何が1番大切か見失わないように注意したいですね。
<TEXT/ホンマカズヤ>
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