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コーヒーを飲むと頭痛と動悸が。診察を受けてわかったこと

因果関係は不明も適度な量ならば…

ホットコーヒー

 では、筆者のようにカフェイン代謝スピードが遅い場合、我慢してカフェインを摂取し続けると重症化する可能性はあるのだろうか。

「カフェインの代謝が悪い人がコーヒーを飲みすぎると、心筋梗塞、狭心症になりやすいとの報告があるようですが、はっきりとした因果関係は不明です。飲み続けた場合、症状が悪化する可能性はありますが……これもハッキリとしたことは言えません。

 一方、逆に適度な量(1日3~4杯)のコーヒーを飲む人は、狭心症や心筋梗塞などの心臓病で死ぬ危険性が飲まない人に比べて36%低く、脳内出血や脳梗塞などは43%、肺炎などの呼吸疾患は40%ほど低かったとの研究結果はあります」

 筆者にとっては“頭痛のタネ”になっているコーヒーも、心臓病での致死率を下げる効果があるとは驚きだった。コーヒーを飲める人も、飲めない人も、コーヒーの効能をしっかりと把握することが大切なのだろう

<取材・文/齊藤颯人>

【沖 一匡】
総合診療医。東京都生まれ。2007年に琉球大学医学部卒業。2014年には北部ウガンダ医療支援事業に参加。現在はやちよ総合クリニックに勤務

上智大学出身の新卒フリーライター・サイト運営者。専攻の歴史系記事を中心に、スポーツ・旅・若手フリーランス論などの分野で執筆中。Twitter:@tojin_0115

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