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苦境の「かっぱ寿司」に聞いた生き残り策は“回転寿司屋からの脱却”

ビジネス

ブランド認知強化のために媒体を調査

カッパ

 そして、かっぱ寿司の認知度を高める緻密なメディア戦略を画策していく予定だという。

スマホやテレビ、SNS、雑誌など“情報戦争”とも呼べる状況下でどう露出していくかが鍵になると考えています。トライ&エラーを繰り返すなかで、年代ごとに情報に触れる媒体の特徴が異なることがわかってきた。そのため、どの媒体でどのようなプロモーションを行えば、ターゲットとなる年代に刺さるかを考えながら予算を投下し、かっぱ寿司のブランド認知を図っていきたいと思います」

「これからの5年は本流である寿司にフォーカスし、再び業界上位へ浮上できるよう取り組んで行きたい」と語る、牛尾氏。かっぱ寿司が首位奪還のためにどう展開をしていくのか期待したい。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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