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三代目JSB岩田剛典、デビュー10周年を語る「常に悩み続けてきた10年だった」

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ここから、僕自身の人間力が試されていく

エンドロール

――外に出してきた仕事の積み上げによって、こうありたいという像に、世間からの岩田さんへのイメージを近づけていく。

岩田:この世界って特殊で、本当の意味での生の自分の言葉というのは、届けられることがないと思うんです。どこかでファンやスタッフのことを考えたうえで発言する。でも、そうした世界で生きることを、楽しみながらやってきた10年間でした。新しい自分の像を、自分で作っていける感覚というのを大切にしています。

――作っていく作業の繰り返しということでしょうか。

岩田:安住はしませんし、まだ何も築き上げていない。これからです。この10年間というのは、やっぱりグループに守られてこそのものだった。でも、10年というひとつの節目を迎えたので、ここから本当の意味で、僕自身の人間力が試されていくと感じています。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異
Twitter:@mochi_fumi

【公開情報】
映画『名も無き世界のエンドロール』1月29日より全国公開
「Re:名も無き世界のエンドロール~Half a year later~」は映像配信サービス・dTVで1月29日より【全3話】独占配信
(C) 行成薫/集英社 (C) 映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

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