疲れた時ほど効果的。最高の疲労回復「アクティブレスト」とは
毎日忙しい日々を過ごすビジネスワーカーの皆さんは休日にどのような生活を送っていますでしょうか。平日に溜めた疲労は週末でなるべく解消し、週明けは爽やかに出勤したいのが理想ですが、現実はそううまくいきません。
日頃の疲れをなるべく減らすために、今回は「アクティブレスト」をご紹介していきます。
疲れた時こそ運動するべき?
日頃の仕事で疲労が溜まると、なるべく体を動かさないようにして休みたくなるでしょう。しかし、科学的な発想で疲労回復には“体をあえて動かす方法”があります。それがアクティブレストです。
アクティブレストを直訳すれば「積極的休養」のこと。文字通り、積極的に体を動かすことで疲労回復を目指す方法です。例えばプロ野球の投手。先発投手が9回完投した翌日、疲労を抜くためにあえて球場に足を運び、軽いランニングやストレッチを繰り返します。これによって筋肉のこわばりを防止しながら血液循環を促して老廃物質の排出を早める効果があります。
読者のみなさんもアスリートのような体の使い方はしていなくとも疲労しているのは一緒ですから、同じように体を動かして疲労回復を目指す方法は間違いではありません。むしろ日頃からPCとにらめっこで脳神経ばかりを酷使しているのならば、筋肉に刺激を入れてあげることで心身ともにリフレッシュすることが期待できるでしょう。
実際にチャレンジしてみよう
では、実際にアクティブレストを取り入れてみましょう!
① ランニング
家の周りを軽くジョギング程度で走ってみたり、ジムのトレッドミルでランニングすることはとても効果的です。ランニングは全身を使う運動になるため全身余すことなく動かすことができ、これにより全身の血液循環が期待できます。
疲労物質を体外に出すための運動としてはとても効果的です。また、ランニングのような有酸素運動は一定のリズムで中長期的に体を動かすことでストレス解消ホルモンとなる「セロトニン」の分泌を促す効果も期待できます。