自宅でできる“超効率的”エクササイズ。ポイントは骨盤の傾き!
骨盤前傾を作り出す腸腰筋の働き
では、実際にスクワット時に骨盤前傾を作りキープするにはどのようにすれば良いでしょうか。答えは「腸腰筋」です。
腰の背骨から骨盤を介して太ももまで流れている腸腰筋は、筋肉が働くと、これらの骨が近づくため、自然と骨盤前傾状態になります。
腸腰筋が弱い人は股関節を曲げた時に、前ももの筋肉を使ってしまうため、骨盤後傾のままになってしまいます。骨盤前傾でスクワットをするために腸腰筋を鍛えましょう。
Let’s 腸腰筋トレーニング!
① 仰向けに寝ます。
② 片足を脚の付け根(股関節)から曲げます。
③ 股関節が90度まで曲がったら、そこをスタートとして膝が体幹部に近づくよう股関節をさらに曲げます。股関節の奥のほうが使われている or 痛気持ちいい感覚が出ていればOKです(※10回左右2セット/1日)。
腸腰筋を鍛える際は股関節を90度よりも深く曲げる必要性があります。単に股関節を曲げるのではなく、ある程度曲がった状態(90度)から深い方向に曲げるよう心がけましょう。