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コロナ危機で採用が急減。今は転職するべきではない?

学び

カメラ付きPCをもっているか?

 物理的に面接ができないのであれば、WEBツールを使って解決する方法があります。

 志望する会社の選考がWEBで受けられるとなった際に、WEB選考を受けられるカメラ付きPCを持っていなかったり、やり方に慣れていなかったりすると、本来あったはずの機会を失ってしまいます。

 求職者の方に「WEBでの選考が可能」であることを伝えると「早速、WEB選考の準備をします」「カメラを買ってみます」と、事態に対応する方向で捉える方と「やったことないから、辞めておきたいです」と懸念してしまう方に分かれます。

企業ににおけるWEB面接導入状況

 企業のWEB面接の実施状況ですが前述と同じ調査で採用活動状況についてのヒアリングができた566社のうち、WEB面接を行っている企業は40.3%、検討中は2.3%という結果となりました。

アンケート

 多いと捉えるか少ないと捉えるかは別れるかもしれませんが、私は「このコロナ危機の中でも半数弱はWEB面接を実施しているのだ、意外と多いのだな」と思いました。

 そう感じるのはおそらく求職者と接している中で、ほとんどの求職者が「コロナ危機だから就職活動を一旦、見合わせます」となってしまうことが多いためです。もちろん在職中の方は転職すべきタイミングではありません。現在、働いていない人にとっては半数近くはWEB選考を行なっているというのは少し希望が持てる数字ではないでしょうか。

 外出自粛等の状況下で機会を掴めるのは、WEB面接にいち早く対応した求職者であると思います。ITリテラシーの有無以外のところで「状況に負けずできることを模索する姿勢」や「今までの慣習に捉われずに新しい手法に柔軟に対応する姿勢」も間接的に評価されるでしょう。

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