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マッチングアプリは今こそ始め時?「オンラインデート機能」の盲点も

暮らし

 4月以降、新型コロナウィルスの感染拡大によって、日本全国で外出自粛生活が続いています。特にその打撃を受けているのが外食産業やエンタメ業界。これに加えてもうひとつダメージを食らっている業界があります。

デート

※画像はイメージです(以下同じ)

 それが、恋愛市場。一般に、男女のデートといえば、2人でレストランで食事をし、バーでデートし、やがて深い仲になると、いわゆる“3密”状態が続くことになります。

 特に、恋愛の初期段階ではコロナウィルスの感染予防とは真逆の行動をとってしまうことは今さら説明不要でしょう。リアルでの出会いが制限されている今、どのように男女の恋愛は進んでいくのでしょうか。恋愛コンサルタントの鈴木リュウさん@ryu_suzuki01)に話を伺いました。

コロナ対策でオンラインデートにシフト

 近年、出会いの形態として一般的なものになったマッチングアプリがありますが、最近はコロナ対策として新たな仕組みが登場しているそうです。

「『Pairs』や『タップル誕生』に代表される大手マッチングアプリは、オンラインデートプランを発表しました。さらに、マッチング後にいきなりレストランデートできる『Dine』も、オンラインプランを発表しています。今後も、コロナ対策としてオンラインデートのプランを提供するマッチングアプリが増えるでしょう」

 では、すべての出会いはオンライン化するのでしょうか。鈴木氏によると、それにも限界があるといいます。

「それはありえません。すでに都市部の一部の男女では“ZOOM合コン”なるものが登場しています。知人の知人を呼び、それぞれが初対面で画面上で会話するというものです」

“ZOOM合コン”の落とし穴

ZOOM オンライン

「私も3対3のZOOM合コンに参加してみましたが、はっきり言って合コンとは似て非なるものです。合コンは複数人が話していても特に問題ないですが、ZOOM合コンの場合、一人が話しているときは他の参加者は黙って聞いている必要がある。

 6人で開催した場合、場の全体が盛り上がる瞬間が起きにくく、合コン特有の“バイブス”は失われています。また終わる時間が明確に決まっていないため、ダラダラ話続けて中だるみするデメリットがあります」

 さらに、合コン特有の“2軒目”の文化がないのも問題だといいます。

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