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仲野太賀、元乃木坂46・衛藤美彩に感動「アイドルの魅力や強さを感じた」

“再会”は、仕事を続けていくうえでの醍醐味

静かな雨

――現在、仲野さんと同世代の役者さんがとても活躍されています。そうした仲間たち、ライバルたちに対してどんな思いを持っていますか?

仲野:僕がいま仲のいい人たちって、僕がまだ何者でもなかったときからの付き合いなんです。当然、途中でやめていく人もいるし、僕たちもこれからいつまで続けられるか、何が起こるか分かりません。そうしたなかでまた出会えるって、仕事を続けていくうえでの醍醐味だと思います。

 毎日とんでもない数の人たちと出会って、仕事をしていく。しかも出会う人は選べません。そこで縁があって再会できる喜び。それは同世代の俳優に限らず、一緒にお仕事させていただいたみなさんに対して感じていることですが。

――再会するためには、まず自分自身が続けていないといけませんしね。

仲野:そうですね。それぞれが自分自身の山を少しずつ登っていくなかで、また出会えるというのは嬉しいことです。

スリリングでもあり、怖くもある

仲野太賀

――何者でもなかった時代という言葉がありましたが、10代前半からお仕事されてきて現在26歳。下積み時代もあったと思います。そんなときに支えてくれたもの、続けられた原動力になったものは?

仲野:ところどころで、手を差し伸べてくれた人がいたからだと思います。だから頑張れたし、その人たちとまた仕事をしたいと思える。やはり人との出会いが、大きいですね。

――同世代の社会人が読んでいます。ご自身の経験から、仕事人として大切にしたほうがいいと思うことを教えてください。

仲野:人に言えることはありませんが、自分自身は、「こういうことをやりたい」という目標、ビジョンを始めからちゃんと持っていました。漠然とはやってきていないし、ベルトコンベアに乗るような仕事はしたくない。

――ちなみにそのビジョンとは?

仲野:僕はもともと、作り手の顔が分かる作品、作家性のある作品が好きなんです。そういうものに関わっていきたい思いが最初から強くありました。実際、そうした作品に関われる機会も増えてきて、今はその作品をどう広く、深くしていけるかという責任も重くなってきました。楽しみであり、スリリングでもあり、怖くもあります。

 でも、これはずっと求めてきたこと。そうした作品に携わっていきたい気持ちは変わらないし、よりそうした機会のひとつひとつをより大事にしたいと思っています。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異

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(C) 2019「静かな雨」製作委員会/宮下奈都・文藝春秋

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