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JR東日本、就活で人気のワケ。社員いわく「頑張れば40歳で課長に」

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JR東日本で働いている人の口コミは?

就活

 就活において根強い人気を誇っているJR東日本だが、実際に働いている人はどのように思っているのだろうか。年間2000万人が訪れる企業の口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に寄せられた口コミから紹介する。に寄せられた口コミから紹介したい。

 はじめに紹介するのは給与面についての口コミで、やはり満足度は高いことが伺える。

「毎年、定期昇給が実施されるため、全く昇進しなくても600万程度まではいく。主務職以上に昇進するとでる手当が大きい。地方と首都圏で年収がかなり変わる」(空調設備施工管理/30代後半男性/正社員/年収650万円/新卒入社/10年以上/2017年度に関する口コミ)

 昇格については、JR東日本での就職を考えている人にとっては見過ごすことのできないアドバイスが述べられている口コミもある。

「年功序列で頑張れば40歳で課長になれる。下積みは長い。異動は頻度が多いが希望は通りやすい。プロフェッショナル採用ではなく、ポテンシャル採用の方が圧倒的に出世しやすい」(システムコンサルタント/30代前半男性/正社員/年収500万円/新卒入社/3年~10年未満/2018年度に関する口コミ)

ポテンシャル採用」とは総合職として働くことを前提とした採用で、「プロフェッショナル採用」は鉄道事業の専門家を目指している採用を指す。

残業、休日出勤、有給……。労働環境の実態は?

 給与、昇進ともに概ね悪くない内容が並ぶJR東日本。労働環境はどのようになっているだろうか。詳細に述べられている口コミを1件紹介したい。

「私が担当している駅業務に限定された話になるが、駅業務では配属された駅によって多少ばらつきがあり、月に泊まりの業務が6~9回程、その他の出勤日は日勤となる。

 泊まりの業務はイメージとして朝9時から仕事が始まり、翌9時までの勤務という体系で丸々1日駅にいることとなる。日勤の場合は朝9時から17時30分まで勤務という8時間以内の勤務である」(物流サービス/20代後半男性/契約社員/年収350万円/中途入社/3年~10年未満/2018年度に関する口コミ)

 泊まりの業務がある点はJR東日本の特色のひとつと言えるかもしれない。続けて残業の実態についても述べられている。

「いずれの勤務においても、人身事故など大規模な輸送障害などが発生しない限り、残業はほぼ発生することはないし、仮に残業が発生した場合も分単位で残業代をつけることができる。月に数回会議や勉強会などで泊まりの日の明けに拘束されることがあるが、残業代はしっかりつくし、お昼過ぎには必ず帰宅できる。無駄な残業がないように管理者が常に目を光らせており、個人的な理由で残業が必要な場合は管理者の許可を得る必要がある」(同前)

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