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町の中華屋「町中華」が静かなブーム。玉袋筋太郎らが愛する店は…

「町中華」とは、誰もが一度は訪れたことがあるであろう、いわゆる“町の中華屋さん”。少しくたびれた暖簾をくぐれば、お世辞にもキレイとはいえない店内。新聞を読みながら中華そばをすする常連さん。節操なく提供されるオムライスやカツ丼。そんな、懐かしさのにおい立つ原風景が広がる。

中華

※画像はイメージです

 そんな町中華が今、密かなブームになっているという。聞けば、町中華をテーマにした数々の書籍やテレビ番組が制作され、お店には若いカップルや女性の一人客が来店することも多いという。なぜ新たな時代「令和」を迎えた今、昭和の産物ともいえる町中華に注目が集まっているのか……!? 今回は、そんな町中華の魅力を、町中華愛好家たちに語ってもらった。

町中華は「人生のまかない」を出してくれる場所

玉袋筋太郎

玉袋筋太郎氏。’67年、東京都新宿区生まれ。’13年一般社団法人全日本スナック連盟設立・会長就任。現在、BS-TBSにて『町中華で飲ろうぜ』が毎週月曜夜11時から放送中

 現在、BS・TBSで大絶賛放送中の『町中華で飲ろうぜ』が大好評の玉袋筋太郎氏。その人格形成に町中華が大きく影響しているという。

「小学生の頃から町中華に通ってて、大人になったらこんなところで飲みながら競馬やりてえな……って思ってたんだよね(笑)」

 そんな思い出深い店が、新宿にある「岐阜屋」。昼間から中華をつまみに飲む男たちの姿に強烈に惹かれたのだという。そして、高校時代、アルバイト先に選んだのも町中華だったそうだ。

「歌舞伎町にあった『昌平ラーメン』(閉店)って店で出前やってたのよ。その経験があったから、番組でロケとかに行くと思い出といろいろ重なってくるんだよね」

 玉袋氏にとって町中華は当然のようにそこにあった原風景なのだ。

 オススメの店で挙げてくれた町屋の「川ばた」は、大きな餃子で玉袋氏いわく、“これが荒川区のボリューム”とのこと。こちらは甘味目当てにやってくる常連も多く、店としての振り幅は広い。

 また、門前仲町にある「三勝(さんしょう)菜館」は、かつて門前仲町が花街だった頃からある店で、遊びに来た若旦那たちが、当時店の奥にあった檜風呂に入り、糊のきいた浴衣を着て、中華を食べながら芸者遊びをしたという。店主との会話からそんな物語を聞くのも町中華の醍醐味だ。

玉袋筋太郎氏オススメ町中華店【町屋「川ばた」】
5個でビックリするくらいのボリュームの餃子が最高!

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