赤ちゃん言葉で「おしごとちゅかれた」彼氏のクソLINEに失望
ついついこぼしがちな仕事の愚痴
かすかな違和感はあったものの、趣味も合ったこともあって後日、Aくんと付き合い始めた千尋さん。付き合い始めはとても楽しかったそうですが1か月もしないうちに、だんだんと本性が見え始めたそうです。
「仕事の愚痴がだんだんと多くなっていったんです。もちろん仕事の愚痴ぐらい誰でも言いますし、最初は気にもならなかったのですが……だんだんと頻度が多くなっていって私のほうが疲れてきちゃったんです」
仕事をしていたら嫌なことくらいあるものですし、それを恋人に言って慰めてもらいたい気持ちになることも自然なことでしょう。
「ちょっと一方的だなって思う内容のことも多くて。それに何より年収は向こうの方が遥か上なので、それくらいでウジウジしてるなんて女々しいって思っちゃって幼さが見えてしまいました」
愚痴もほどほどにしておかないと、聞く側も疲れてしまうものです。それに、内容によっては人格そのものを疑われてしまうことすらあります。
いくら彼女だからって赤ちゃん言葉LINEは禁物
「一応、わたしが歳上ということもあったんでしょうね。だんだんと甘えるようになってきちゃって、LINEで赤ちゃん言葉を使うようになったんですよ。私は甘えられたりするのがほんとにダメで、男性に甘えられても全然可愛いと思えないんですよ」
Aくんは一流のIT企業に勤めていることもあって、大きなプレッシャーに晒されることも少なくなかったのかもしれません。そのような日常の中、LINEのやり取りの中では、プレッシャーから解放されたくて、赤ちゃん言葉を多用。
「それだけじゃないんです。なんかけっこうポエミーな感じのLINEが多くてついていけないわ……ってなっちゃったんです。ちょっと考え方が幼稚すぎちゃって」
そう言って、千尋さんはLINEの画面を見せてきました。確かに、漫画の主人公気取りな文面に見えます。しかし、Aくんを擁護するわけではありませんが、ある程度ロマンチストで自惚れが強くなければ、起業なんてハイリスクなことは到底できないでしょう。