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年収1500万円を荒稼ぎ。窓際族から脱サラした36歳「成功の3か条」

コラム

「終身雇用崩壊」が叫ばれるなど会社員の将来は一寸先は闇といった状況だ。会社にしがみつこうとする人がいる一方で、一足先に勤め人を卒業した人たちも……。

 bizSPA!世代の20代ビジネスマンからしたら、今の職場に定年退職まで40年超勤務できると考えるのは、夢物語かもしれない。

櫻井和宏さん

ホテルのラウンジで作業をする櫻井さん。「ネット環境があればどこでもできる。将来は南国と日本を半分ずつ拠点にしたい」と語る

 そんななか20〜40代の脱サラした男たちの「その後」を追跡。彼らの境遇から、明日の我が身を占ってほしい!

向精神薬を飲む日々から逃れ、ネットビジネスで荒稼ぎ

年収400万円→脱サラ後年収1500万円

 六本木ヒルズから徒歩数分、広めのワンルームマンションの窓からは真っ正面に東京タワーが見える。家賃30万円強のこの部屋で暮らす櫻井和宏さん(仮名・36歳)は月収が100万円を超えるという。櫻井さんが勤めていた製薬会社を脱サラしたのは、30歳のときだ。

「当時は脱サラしたいというより、単純に会社に居場所がなかった。海外事業部にいたのですが職務内容は貿易事務で、一日パソコンの前に座っているだけ。ほぼ女子だけの職場で無言のプレッシャーもありましたし、トイレで1人、抗不安薬を服用していました」

 昔から人とのコミュニケーションに自信がなく、大学時代にはうつも発症した。その後、4年留年して卒業した後は実家で引きこもり、20代の10年間は、ほぼうつ病と付き合いながら過ごしたという。

 そんな彼だけに、会社員生活は常にギリギリの闘いだったのもうなずける。転機になったのは、退職後に上京して起業家の友人の家に転がり込んだことだという。

販売スキルを高める努力を惜しまない

挫折

※画像はイメージです

「その友人に古本のせどりを教えてもらい、死ぬ気でやったら、4か月で会社員時代の月収を超えました。ただし古本屋を一日ハシゴする肉体労働。そこで始めたのが、現在のメイン収入源である転売とアフィリエイト(副業・ビジネス・投資案件など)とコンサルです」

 ただ、ライバルが多いなか、何が稼ぎの明暗を分けているのか?

「転売もアフィリエイトも単体で稼ぐのではなく、ノウハウを教材やコンサルとして販売するなどスケールアップさせる工夫をしています。フリーランスは集客・営業力が永遠の課題なので、販売スキルを高める努力は惜しみません」

 セールストークの強化のため、櫻井さんは台本を書き、読み上げたものを録音して友人に聞かせてフィードバックをもらうそうだ。こうした表に出ない努力こそが今の彼の暮らしぶりを支えている。

「ひとつ言えるのは、脱サラしたらサラリーマンマインドで成功するのは無理です。固定給を待っている姿勢では絶対に勝てない。精神論になりますが、隙間時間でうまく儲けるというより、初めは泥くさい作業が不可欠で、朝から晩まで人の何倍もコミットする必要がある。

 そして、いざ始めたらその結果が出るまで、ほかのビジネスを追いかけないこと。結果が出ないから今度はこっちと隣の芝生を追いかけているうちは成功するのは難しいと思う」

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