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10日連休明けに「メンタル不調」にならないためには?五月病の対策も

 過去最長の10連休ゴールデンウィーク(GW)。楽しみがたくさんあった人が多いと思います。しかし、そんな連休が終わると、たまった仕事の処理などの現実が待ち構えています。そして、この時期に気をつけなければならないのが、「五月病」です。

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 過去最大級の10連休GWが、五月病の発症に何かしらの影響を与える可能性や、今からできる五月病の予防対策について、1万人以上の働く人たちと面談をしてきた産業医の経験からお話しさせていただきます。

 五月病の原因は、新年度の慣れない仕事環境から来るストレスなどが原因と言われています。新しい生活環境への変化に上手に適応しきれないため、翌月の5月になってから体や心の不調が現れてしまっているのです。

10連休は五月病を加速させるのか?

 よく「10連休は五月病を加速させるのか?」と聞かれるのですが、ご安心ください。そのような医学的根拠は聞いたことがありません。休みの長さと五月病には、関連性がないと言われています。

 むしろ10連休もあるので、長期旅行に出掛けたり、自分が好きなことに熱中できたりする時間がたっぷりあるので、気分転換をしやすく、五月病を予防しやすいのではないかと思います。この期間に、新生活に伴って抱えた4月のストレスを、うまく発散してください。

 この10日間に、出勤することなく、思いっきりフレッシュできる人は、思いっきり休むのがベストだと思います。「元どおりに働けなくなるのでは?」と心配になる人は、最後の3日ほどは早寝早起きなど、いつもの生活リズムで過ごすとよいでしょう。

今からできる五月病対策は?

サラリーマン 不調

 五月病のもう1つの原因として、GW明けから海の日(今年は7月15日)まで、祝日のない期間が約2か月間続くことも挙げられます。1年で一番祝日のない時期に、気分をリセットできず、体調を悪化させてしまうのでしょう。

 今からできる五月病対策としておすすめするのは、GW後の次の休みをいつ取るかを、GWが終わる前に決めておくことです。GWが終わっても翌週、もし祝日があったら、落ち込みや不安な気分も少し軽くなりませんか?

 可能であれば、海の日よりも手前で1、2日は休みを取りましょう。金曜日や月曜日に取って、2泊3日の少し長めの週末を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 政府が進める働き方改革の影響で、今年は年5日間の有給休暇取得が、多くの会社で義務となりました。きっと職場でも取りやすい雰囲気があると思います。ぜひGW中に、次の休みの日を決めておきましょう。

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