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初任給で優待ゲットも!新社会人生活に役立つ「株主優待」銘柄3選

コラム

家電以外に生活用品にも使える「ヤマダ電機」

 就職を機に新生活を始めた人にとって、この時期は何かと物入りだ。もし生活家電の購入を予定しているなら「ヤマダ電機」(証券コード:9831)の優待券が役立つだろう。

 ヤマダ電機の株を100株保有していると、500円の優待券が3月末に2枚、9月末に4枚と、年間3000円分送られてくる。優待券は同店での買い物金額1000円ごとに1枚利用可能だ。

 家電を買う予定がない人でも、ヤマダ電機は店舗によってドラッグストアや、食料品売り場も展開しているので、生活用品を半額に近い値段で買えるのはうれしい限りだ。

 人気のゲーム機や、Apple製品など通常値引きが難しい商品に株主優待券を適用すると賢く買い物できるだろう。

株主優待

家電を買う予定がない人は、日用品に使うのがオススメだ

【ヤマダ電機(9831)】
権利確定月:3月末日・9月末日
単元株数:100株
優待内容:保有株数、保有期間に応じて買物金額1000円(税込)ごとに1枚利用できる500円券を進呈

恩恵を受けるには20代で投資がベスト

 ここまで新社会人生活に役立つ優待株をピックアップしてみたがいかがだろうか。

 まずは自分の生活に身近な企業を、株の世界の入り口として資産形成に興味を持つのも悪くない。時間を味方につけて複利効果の恩恵に預かるには、残りの人生が長い20代が断然有利だ。

 リカバリーできるチャンスも多いからこそ、長期投資を始める絶好の機会といえる。もちろん投資は自己責任だが、新社会人生活のスタートとともに投資家デビューを狙ってみては。

<TEXT/栗林篤>

元IT企業のサラリーマン。株主優待と家賃収入で細々と暮らすフリーライター。著書に『サラリーマンのままで副業1000万円』がある

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