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忙しい人にほど勧めたい「遠距離恋愛」意外なメリットとは?

暮らし

 遠距離恋愛と聞くと、好きな人になかなか会えないことや、会いに行くのに交通費がかかることなど、デメリットを大きく感じる人も多いのではないでしょうか。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 しかし、多様化する現代の恋愛事情のなかでは「あえて遠距離恋愛を望んでいる」という人も……。

 不動産企業に勤務する神谷新太さん(仮名・26歳)は、恋愛するなら遠距離恋愛と決めているのだとか。面倒なことのほうが多そうな遠距離恋愛をあえて選択するなんて……。どんな魅力があるのでしょうか?

自分の時間を持ちやすいのが遠距離恋愛のメリット

 神谷さんは勤め先の部署内で売上ナンバーワンを誇る敏腕営業マン。仕事を楽しむだけでなく、休日にも資料を作成したり、勉強のためマンションセミナーに通ったりと、仕事への熱意の高いサラリーマンです。

「仕事は楽しいので、忙しくてもストレスはありません。成績さえもっていれば、出社や退勤の時間も融通が効きますし、予定のある日はしっかりプライベートも楽しみながら、フレックスな働き方を楽しんでいます。

 ただ、仕事に熱量を置き始めてから、恋愛への興味が薄れてしまいました。そんな僕でも、遠距離恋愛なら上手く両立できると思うんです」

 神谷さんは仕事と恋愛の両立を図るために、あえて遠距離恋愛を選択しているのだそう。

「彼女は同じ会社の同期なのですが、今は転勤で、関西の支社で働いています。もちろん僕も一緒に行こうと誘われたのですが、僕は自分の意思で東京に残りました」

遠距離になったら当初は不安定だった彼女も

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 しかも遠距離恋愛になってからのほうが安定して付き合えているそうです。

「気軽に遊べないのでデートの回数は減りましたが、僕にとっては月1以下の低頻度のデートがちょうどいい。しかも当日ドタキャン……なんてこともないので、割り切って“低頻度のデート”を高クオリティで楽んでいます」

 神谷さんの感じているメリットはこれだけではないとも。付き合いやすくなっただけではなく、彼女も遠距離恋愛を始めてからのほうが精神が安定しているんだとか。

「彼女は都内に住んでいる時はちょっと束縛体質で、休日を彼女のために割かないことを怒ったり、頻繁にデートをしたがっていたので、予定関係のことでケンカが多かったんです。でも、遠距離になってからは、諦めがついたようで。どうせ会えないなら、物理的に距離があったほうがいいみたい」

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