宅飲みでも作れる、美味しいハイボール。1杯90円でお店の味わいに
ステイホームがすっかり定着し、家での晩酌をもっと充実させたいと考えている人は少なくないだろう。そこで今回はソムリエ・バーテンダーである筆者がちょっとした工夫で美味しくなるハイボールの作り方を紹介する。
もちろんウィスキーにこだわれば美味しい一杯は作れるが、今回はスーパーで1000円以内で手軽に手に入るウィスキーを使用する。以前の記事では缶のハイボールを飲み比べてみたが、自分で材料を用意して作ってみることで、また違った楽しみ方が見えてくるはずだ。
ウィスキーはどれを買ったら良いか?
最近はスーパーにも多くのウィスキーが陳列されているので、どれにすべきか悩んでしまう人は多いかもしれない。もちろんこだわっているなら自分の好きな銘柄を買えばよいのだが、なにがなんだか全くわからない人には以下を参考にしていただきたい。
ウィスキーは大きく分けて5つに分類される。一般的には「世界5大ウィスキー」と呼ばれているが、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカン(バーボン)、ジャパニーズの5種類だ。
それぞれのウィスキーには特徴が
ハイボールに適しているウィスキーは好みによってさらに細分化されていく。ジャパニーズのトリスやアイリッシュのジェムソン、カナディアンのカナディアンクラブもよいが、メジャーなところだとスコッチかバーボンかの二択になる。
スコッチで作るハイボールは辛口ですっきりした味わいが好みの人におすすめ。一方、バーボンで作るハイボールはバニラの香りや甘いニュアンスが感じられるので、ハイボールにほのかな甘みやコクを求める人におすすめだ。
今回はおつまみや食事にも合わせやすく、お手軽な値段で手に入るスコッチ「ホワイトホース」をチョイス。クセのないさっぱりした飲み口で、初心者にも親しみやすい味わいだ。大体のスーパーで取り扱っており、800~900円前後で手に入れることができる。