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「東ラブ」「Mother」の脚本家・坂元裕二がテレビ初出演で語った胸中

 放映当時、社会現象になった『東京ラブストーリー』や『カルテット』『最高の離婚』など、数々のヒット作を生み出してきた脚本家の坂元裕二さん。

テレビとビジネスマン

※画像はイメージです

 これまでテレビ出演のオファーはすべて断り続けていたそうですが、11月12日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で初めてテレビ出演し、創作に対する思いを告白しました。

視聴者の満足度の高い脚本家は誰?

 スマホやネットテレビの台頭で、可処分時間を奪い合っている昨今、視聴者がドラマに求める水準も高くなってきました。

 もちろん、どの俳優が出演しているかも気になりますが、それ以上に誰が脚本を書いているかで見る人も増えてきているようです。

 データニュース社が運営するテレビウォッチャーが2016年5月31日に発表した「“高満足脚本家”ランキング」によると、視聴者を最も満足させる脚本家ランキングのベスト3は、3位・福田靖、2位・宮藤官九郎、1位は古沢良太でした。

 坂本さんも7位に名前を連ねており、多くの人に評価されている脚本家の1人であることは疑いようがありません。ランクインしたどの脚本家の作品も、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

23歳の時に書いた「東ラブ」で一躍時代の寵児に

 さて、1967年大阪府生まれの坂元裕二さん。自動車整備工場を営む両親のもと、三人兄弟の長男として生まれました。

 高校卒業後はフリーターをしながら脚本家を目指し、19歳の時に、第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞したことをきっかけに、上京します。テレビ局のアシスタントをしながら脚本の腕を磨き、23歳の時に「東京ラブスーリー」を執筆。トレンディドラマの名手として一躍時代の寵児になります。

 番組によると、人気の脚本家としてもてはやされる一方、自分のしたいことが分からなくなり、27歳でテレビ業界を去ります。映画監督や小説の執筆をしますが、上手くいかず、モヤモヤした思いを抱えながら脚本家としての仕事を再び始めます。

 坂本さんが35歳の時、娘が誕生したことで転機が訪れます。妻は共働きで、家にいる時間が少なく、在宅で脚本家の仕事をしていた坂本さんが子育てをすることになりました。

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