「全身で一番ニオイが出るのが頭皮」20代からできるヘアケアのコツ
ここ数年、男女ともに美意識・衛生意識が高まっており、男性に向けられる目もシビアになっています。
そこで、従来より一歩踏み込んだ繊細な美容・ケアについて、メンズ美容家の山川アンクさんに指南してもらいました。
「ヒゲ・眉毛」「スキンケア」「オーラルケア」「頭皮ケア」の全4シリーズでお伝えします。最終回の第4回目のお題は「頭皮ケア」です。
全身で1番ニオイが発生するのは「頭皮」
気にする人にとっては、とても深刻な問題である頭皮の問題。父親や祖父などを見て、自分も薄毛になるかもという不安が強いようです。
なかには幸運なことに「親父もオレもフサフサだから大丈夫さ」なんて余裕な人もいるようですが、それでも頭皮ケアは気にするべき。なぜならスメハラ対策としても重要だからです。
「実は全身で一番ニオイが出るのが頭皮なんです。振り向いたときとか、座ったときなど、頭皮のニオイが漂ってくるんですよ。特に女性は男性のニオイに対して敏感ですからね。
男性化粧品で有名なマンダム社の調査によると、『ミドル脂臭』なる特有のニオイがあります。これはジアセチルという成分で主に30~40代でもっとも強くなるのですが、感じ始めるのは20代後半から。若い世代も無関係ではないんですね」