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【25年前の今日の出来事】金融緩和を3年ぶりに日銀が決定。デフレの連鎖を防ぐ狙い【国内】

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日本銀行が、3年ぶりに金融政策を変更し、短期市場金利の低めの誘導を強化し0.25%前後にすると決定した。一段と厳しさを増す国内の景気対策とデフレスパイラル(物価の下落による景気悪化の加速)の防止が狙い。

Q.短期市場金利の低め誘導とは?

短期市場金利とは、主に金融機関が参加して1年未満の資金の貸し借りをする市場の金利。通常、短期市場金利は、公定歩合(中央銀行から市中銀行へ資金を貸し出す際の金利)より高めとなる。しかし、日本銀行は、資金提供を多めにするために公定歩合よりも短期金利をやや低めに誘導してきた。今回のニュースでは、0.25%前後と具体的な数値を示した。動揺が続く金融市場を安定させると共に、企業活動の活発化を金利低下で促す狙い。

四半世紀前(25年前)新聞

[参考]
・産経新聞
・朝日新聞
・読売新聞

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