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ラフからグリーンを狙うショット。プロが直伝「クラブの選び方」/三觜喜一

暮らし

ポイントはボールを上げようとしない

誰も知らなかったゴルフの真実

 フライヤーはある程度ヘッドスピードがある人でないとしません。逆にプロが打ってもしないこともありますが、いずれにしてもオーバーすると攻略が難しくなりますから、心配な人はウエッジを使って上から攻めたほうがいい。こういうところでこそ“ゴルフは手前から”です

 ピンが奥なのでキャリーで115ヤード打ちますが、距離的にはギリギリの番手。フライヤーも計算に入れているのでフルスイングします。ポイントはボールを上げようとしないこと。幸い、順目でソールが滑りますから、ボールの手前の芝と一緒にボールを運ぶように、インパクト前後でヘッドを低く動かします。

 こうすればクラブのロフトがボールを上げてくれますから自分で上げる必要はありません。トップしやすい人ほど、フォローでヘッドを低く長く出すようにして、フィニッシュまでしっかり振り切ってください!

【Lesson69 結論】
フライヤーしそうなライでは、1番手下げてヘッドを低く動かして打つ

<構成/舟山俊之>

(みつはしよしかず) PGAティーチングプロ。’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数40万人超

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