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結婚パーティでの友人の“ドン引きなふるまい”…後日届いたメールにも呆れた

コラム

婚活目的が“見え見え”の友人に思うこと

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 恵里さんが翔子さんの結婚パーティに出席したかったのには、理由があったそうです。

「夫の勤務する会社が、メディアなどにも出ているIT企業だったのもあって、お祝い目的で参加したのではなく、最初から婚活のつもりだったみたいです。恵里さんはシナリオライターとしては、有名な賞に入賞したものの、なかなか仕事に恵まれなかったみたいなんです。

 私には『〇〇っていうドラマの見学に行ってきたよ』って自慢していましたが……。会社員を辞めていたため、賞金や貯金で暮らしていたそうですが、それも減ってきたので慌てて婚活を始めたそうなんです」

あからさまな婚活狙いは迷惑になることも

 翔子さんは、才能のある恵里さんを羨ましく思っていましたが、結婚パーティで声をかけまくる行動にはあきれたそうです。

「好きなことや特技を生かした職業に就くのは大変なことですが、もしもうまくいかなかったら結婚しようっていうのも理解できます。しかし、それをあからさまにやってしまうのはちょっと違うかなと感じました

 周りが結婚していくと、自然と焦ってしまう気持ちは誰しもあります。でも、あまりにガツガツしていると大事な縁も失ってしまうかもしれません。自身の結婚パーティで災難に遭った翔子さんの気持ちはもっともかもしれませんね。

<TEXT/池守りぜね イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

特集・実録!私の結婚トラブル

出版社や、web媒体の編集を経て、フリーライターに。趣味は子供と一緒にプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ

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