スマホのバイブ音さえ要注意?コワーキングカフェで嫌われる人の特徴 | bizSPA!フレッシュ

bizSPA!フレッシュ

スマホのバイブ音さえ要注意?コワーキングカフェで嫌われる人の特徴

キャリア

 コロナ禍で「テレワーク難民」が増えたといわれている。地域SNSアプリ「ピアッザ」を運営するPIAZZAが2020年8月に実施したアンケート調査結果によると、約4割の家にリモートワーク専用のスペースがないとのことだ。そうしたニーズに応えるべく、町中にはコワーキングスペースが増殖している。

コワーキングスペース

画像はイメージです(以下同じ)

 大都市政策研究機構の集計によると、全国のコワーキングスペース施設数は799施設(2019年6月)→1062施設(2020年8月)→1379施設(2021年2月)と右肩上がりに増加している。およそ1年半で、なんと1.73倍の増加率だ。

増加するコワーキングスペース

 コワーキングスペースを探せる便利なアプリの存在も見逃せない。例えば東京都の「TOKYOテレワークアプリ」やNTTコミュニケーションズの「droppin(ドロッピン)」、Moon Creative Labの「Suup」などは近隣のワークスペースを簡単に探せる。

 そうしたアプリで検索してみると、カラオケボックス、そしてサウナブームも後押ししてか、コワーキングスペース付きのスーパー銭湯まであることに驚く。また、カフェの一角を開放するコワーキングカフェも多い。

 便利な存在ではあるが、あくまで公共の場所なので自宅感覚で振舞ってしまうと、周りに迷惑を掛けてしまう可能性がある。いち社会人としてなるべく避けたい事態だ。そこで今回は有識者に、意外と知らないコワーキングの分類と、NG行為について話を聞いた。

コワーキング〇〇の違い

遅野井宏

遅野井宏氏

 そもそも、シェアオフィスとコワーキングスペース、コワーキングカフェは何が違うのか、定義はあるのだろうか。ワークスペースのDX化に詳しい株式会社オカムラのDX推進室室長、遅野井宏(おそのいひろし)氏に聞いてみた。

「コワーキングは、21世紀になって生まれた新しい働き方で、学術的には北海道大学の宇田忠司准教授により、2013年に『働く個人がある場に集い、コミュニケーションを通じて情報や知恵を共有し、状況に応じて協同しながら価値を創出していく働き方』と定義づけされました。私はこの定義をとても大切にしており、『交流の仕組みがあることがコワーキングであるかどうかを決める』と捉えています。

 コワーキングスペースとシェアオフィスとの違いはまさにそこにあり、交流があるのがコワーキングスペース、ないものがシェアオフィスです。その点を踏まえると、コワーキングカフェは利用者同士の交流の仕組みが設計されていないため、厳密な意味ではコワーキングではありません。とはいえ、コワーキングスペースよりも敷居が低く、カフェよりも仕事がしやすい場所として、新しい場所が増えてきたこと自体は歓迎したいと考えています」(遅野井氏、以下同)

おすすめ記事