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『ザ・ノンフィクション』衝撃だった“ハイスペ狙い”婚活女性。本音と対策をプロに聞く

暮らし

売りをアピールできれば十分戦える

孤独 男性

『ザ・ノンフィクション』ではミナミさんが専業主婦希望であるため、高収入の男性とやり取りするシーンが頻繁に映し出され、「結局、女性は収入や職業ばかり気にしてるのか……」と落胆した男性も多いのではないか。

 しかし、結氏は「婚活市場では、まずはスペックで判断されてしまうのは仕方がない。特にコロナ禍では経済が不安定な状況です。婚活女性はより安定志向になり、“ハイスペ男性”を求めるようになりました」とキッパリ。

 ただ、「これまでハイスペ男性と定義されていたのが3高(高身長・高学歴・高収入)ですが、コロナ禍によって価値観が変化しています。現在は、柔軟な行動が可能で困難な状況であっても頼りになる男性を指します。例えば、『市場価値の高いスキルを持っている』『現状に満足せずに学び続けられる』などが挙げられます」と令和版ハイスペ男性について解説。

「とはいえ、ハイスペではない男性でも『自分の売りがどこにあるのか』をわかっていれば、十分婚活市場でも戦うことはできます。ハイスぺでもイケメンでもない場合、『誠実さ』『堅実さ』『将来イクメンになる』『高給取りではないが安定している』『貯金がある』『家持ち』『次男』『将来に生かせる資格をもっている』といった人間性や将来性をアピールできれば、魅力を感じる女性は必ずいます」

スペックを重視しない女性も

 また、仕事にやりがいを感じ、収入が安定しているため、ハイスペを求めない女性も少なくない。そういった女性に刺さるための有効なアピール方法を聞くと、「将来のビジョンをしっかり持ち、女性に対して安心できる材料をいかに揃えられるかがポイントです」と話す。

「一流企業勤務でも、医者や弁護士でも、将来が100%安泰かは誰にもわかりません。『地道にコツコツと努力できる男性なのか』『今は平社員でも資格をとったり、人脈を広げて3年後には起業をしてそこそこの稼ぎを得られるのか』など、具体的なビジョンを女性に示すことが重要です。

 ちなみに、男性のスペックを重視しない女性には2パターンいます。まず『自分に稼ぎがあるため、一緒にいて安らげる、楽しいを重視するタイプ』、2つ目は『年下男性を面倒見たい、育てたいという母性本能が強いタイプ』です。

 結婚相談所の多くでは、男性側も女性の条件として『結婚しても仕事を続けたい女性』『年下男性でもOKな女性』という希望条件を出すことをオススメします」

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