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今さら“ガラケー”だけで生活してみたら…どうなった?

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 もはや現代人の生活とは、切っても切れない存在になったスマートフォン。便利な半面、使用頻度が増せば「スマホがないと生きていけない」という状況をも生み出す。

 スマホ依存が世界的に注目されているなか、いま一度「スマホとの距離感」について考えてみた。

スマホ奴隷

スマホ奴隷を実感すべく「ガラケー生活」をした

 いかに自分がスマホに浸かりきっているのかを実感するには、ガラケーに替えるのが一番。

 というわけで約7年ぶりにスマホを手放した記者だったが、早速仕事の連絡で壁にぶち当たった。LINEが使えない(’18年3月末でガラケー向けサービスは終了)ので、主な連絡手段は電話とSMS、キャリアメールになる。

 Gメールの受信はできても送信ができないのでキャリアメールで代用したところ、返信がない人がしばしば。

 電話で確認すると、キャリアメールだと迷惑メールボックスに行く頻度が高いことが発覚した。メールひとつ送るにしても、「送信前に電話で迷惑メール設定を確認してもらって~」という二度手間が必要になる。

SNSが使えず恐ろしく手がムズムズする

 さらに大変なのが、大半の画像が開けないことだ。画像サイズの問題から受信メールには「添付ファイル削除」文字が表示されてばかり。

 また、当然ながらガラケーではSNSが使えない。通勤中はもっぱらSNSを見て時間をつぶしていたので、恐ろしく手がムズムズする。

スマホ奴隷

ガラケーでも地図は見られる。しかし画面が小さいのでスマホと比べて相当不便。結局、地図をプリントして持ち歩くことになった

 それにしても、ガラケーを使い込んでいるとあらゆるサービスがスマホに移行していることを痛感する。

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