コンビニでも買える「即席ヘルシー系スープ」14品をレビュー。本格的なチキンスープが簡単に
野菜量No.1は「1日分の野菜」
「おどろき野菜」シリーズは「ボリューム野菜のはるさめ」シリーズ以外にもあるのですが、なかでも、ファミリーマート限定発売の「おどろき野菜・1日分の野菜」シリーズ(248円)の野菜量が1番多いです。その量はなんと1日分(350g/生換算)。
「おどろき野菜・1日分の野菜・完熟トマトのミネストローネ」は酸味と甘みが強く、ミネストローネの再現度が高い。「おどろき野菜・1日分の野菜・完熟トマトのガーリックスープ」は、にんにくの香りが利いていますが、それ以外は大人しいトマトスープ。どちらもポタージュなのでとろみあり。
おどろき野菜シリーズは「ボリューム野菜のはるさめスープ」「1日分の野菜」のどちらも100kcalを少し超え、塩分が3g前後と多めです。ガッツリ野菜を食べたい、普段の野菜不足を補いたいという場合にはぴったりですが、汁ものが少しだけ欲しいだけの場合にはややオーバースペックかもしれません。
やさしく夜遅カレー:効率よく野菜を取りたいなら
野菜モリモリ系で、味付けは酸味や辛味の強さが目立ったおどろき野菜シリーズに対して、適度な量の野菜をやさしい味で食べたい人におすすめなのが、ハウス食品の「やさしく夜遅カレー」シリーズ(参考小売価格268円)です。
バーモントカレーで有名なハウス食品が作ったカレースープで、温めるだけで食べられるレトルトタイプ。特徴は1/3日分の野菜が入っていることと、味付けが「やさしい」こと。量もほどほどです。
「やさしく夜遅カレー・まろやか完熟トマト&5種の野菜」と「やさしく夜遅カレー・濃厚あめ色玉ねぎ&ブイヨン」があり、どちらも少しスパイシーですが、野菜は形が崩れるくらい煮込まれていて食べやすい(飲みやすい)です。少ない量にたっぷりの野菜が溶け込んでいるので、効率よく野菜を取りたい人にはおすすめです。