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ペットはゴキブリ400匹!? 学生作家・篠原かをりに聞く「“夏に嫌われる虫”との付き合い方」

暮らし

――夏はゴキブリ以外にもさまざまな昆虫が繁殖する季節です。虫を愛する篠原さんですが、夏に発生する虫とはどのように付き合っていますか?

篠原:ショウジョウバエなんかは殺虫してますね。殺してしまわないようにと思って捕獲できたとしても、なにかしらの傷はつけてしまう。それって自己満足に過ぎないんですよ。だから、責任を持って命を奪います。

コバエは柑橘系洗剤で一網打尽

篠原かをり

――なるほど「愛ゆえの厳しさ」だと。

篠原:私みたいに自宅に虫を飼っていると、腐葉土がたくさん必要で、とくにコバエ対策には気を遣っていますね。

 対策には柑橘系の洗剤が効果てきめんですよ。薄めた洗剤を小皿に入れておくと、コバエがおもしろいほど捕れる最強のトラップになります。

 あと、ゴキブリの場合、ゴキブリホイホイをキッチンなどに置くのはやめたほうがいいです。

――ゴキブリホイホイって効かないんですか?

篠原:いえ、その逆で効きすぎるのが問題なんです。集合住宅なんかでゴキブリホイホイを設置すると、近隣のゴキブリまで引き寄せてしまうんです。だから、設置する場合は玄関やベランダなど居住スペースから少し離れたところがいいと思います。

――夏は屋外レジャーの機会も多いですが、野外での虫対策って何かありますか?

篠原:虫は基本的に煙が嫌いなので、バーベキューをしていれば寄ってきません。タバコも世界各国で虫除けに利用されています。逆に虫が寄ってくるのは整髪剤やアルコール飲料です。

 クワガタを捕るときって、バナナをアルコールで揉み込んだ罠を仕掛けておくんですよ。だから飲みかけのビールを放置するのは、昆虫採集しているのと同じです(笑)。

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